【第41号】 「えっ、レベル出しって2種類あるの?」MEX金沢での発見 

【MEX金沢こぼれ話】「高さのレベル出し」って…?

MEX金沢へのご来場ありがとうございました!
展示会では、弊社製品を実際に“触れて・体感できる” 体験展示としてご紹介させていただき、多くのお客様よりご好評をいただきました。

MEX金沢2025

たくさんのお客様とお話しする中で、思いもよらぬご相談をいただくことがあります。

今回はちょっとユニークな「レベル出し」のお話です。

通常、私たちが対応しているのは、機械の設置レベルのように「Flat(水平)」を出すためのレベル調整。いわゆる「多点を水平な角度」に調整する作業です。 

ところが今回は、「Hight(高さ)」のレベル出し。つまり、柱のような構造物の頂点の多点の高さを揃えたいというご相談でした。 

近距離なら、2点間に桁を渡して水平に調整することで対応可能ですが、今回は数メートル間隔、しかも間に壁のような構造物もあるという、なかなか難易度の高いご要望。 

建築業界ではレベル出し=高さ調整だそうで、専用の測量機器も有ります。

只、建築業界向けなのでmm単位の測定になります。これを0.01mm単位で測定し、レベル出しをしたいとのご希望でした。

1/100mm分解能はなかなかハードルが高いのですが、

「もしかして、こんな方法なら…?」と、

いくつかのアイデアがすでに浮かびはじめています。 

今後の展開にご期待ください!

「こんなこと、できないかな?」というご相談、大歓迎です。

好奇心旺盛、チャレンジ大好きばかりの会社です。