【メルマガ第5号】実は大変な測定前の「ゼロ調整」。デジタルならこんなに簡単!

デジタル水準器メーカー(株)AnyDesignの社長、梶木が「測定にまつわるアイデア」をお伝えするメルマガのバックナンバーです。

実は大変な測定前の「ゼロ調整」。デジタルならこんなに簡単!

前回に引き続き、ゼロ調整のお話です。


アナログ水準器でゼロ調整をする場合、
目で気泡位置を確認する必要があります。

正方向と180度反転後の気泡位置が異なっていたら、
調整ネジを回しゼロ調整を行い、また、気泡位置を確認する・・・。

図1:アナログ水準器におけるゼロ調整イメージ

図1の①~④の作業をぐるぐる繰り返すわけです。
気泡位置が同じになるまで・・・。


一方、デジタル水準器の場合はどうでしょう?

当社のLevelMan(レベルマン)では、正方向と180度反転後の数値を
アプリで取得することができます。(図2)

図2:デジタル水準器LevelManにおける正方向・180度反転後の数値取得イメージ

ゼロ設定値の再現性が確認できるまで、図3の③の作業を行います。

ただし、ここで正方向の数値と180度反転後の数値を
完全に一致させる必要はありません

なぜなら、自動補正してくれるからです(図3④)。

結果、短時間でゼロ調整が完了します。

正確なゼロ位置の設定と自動補正ができるアプリについてご覧になりたい方は、下記ボタンより、AnyDesignの公式Webサイト「セルフゼロの設定と保存」をご確認ください。

デモ機の無償貸し出しがあります。
どうぞ、正確なゼロ位置の設定と自動補正を試してみてください。

最後までお読みいただき有難うございました。
本年最後のメルマガとなります。

来年もみなさまのお役に立つような「測定にまつわるアイデア」をお伝えしていきたいと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願い致します。