-東京都立産業技術研究センターとの共同研究成果-
校正範囲:±10.000 [mm/m]
分 解 能: 0.0002 [mm/m]
自動で「試験成績書.pdf」、「校正証明書.pdf」を出力します。※1
自社で誰でも全自動校正が出来ます。
JCSS認定機関の東京都立産業技術研究センター発行の本校正装置CalibManの校正書が標準添付です。
本品は、東京都立産業技術研究センターとの共同研究成果です。
※1 :試験成績書.pdf、校正証明書.pdfの様式はカスタマイズ可能。
※2:アナログ水準器は目盛面を自動写真撮影。
※3:他社デジタル水準器はデータ仕様開示による。
<東京都立産業技術研究センターの研究事例紹介>
世界初となる、デジタル精密水準器の全自動校正装置を共同研究で開発 (外部リンク)
<東京都立産業技術研究センターとの共同研究実績>
下記ファイルの14ページに掲載
2022年度 都産技研活用事例集 [PDF/8.9MB] (外部リンク)
CalibManは納品時に基準器であるリニアゲージの校正書と、その値に対する追従性の証明である傾斜台部分を含めたCalibMan全体の校正書を標準添付しております。
*東京都立産業技術研究センター(JCSS認定)で本製品一式の試験成績書(傾斜精度)を発行。
最小測定値0.0001[mm]のリニアゲージを更に1桁上の精度で国家基準に対するトレーサビリティの取れた測定器による校正が必要です。
リニアゲージ校正用測定器はメ-カ-である(株)ミツトヨ社が提供しています。
傾斜支点から500[mm]の傾斜高さを正確に測定すると同時に、その傾斜は支点から500[mm]先まで確かな剛性によりどの位置においても同一傾斜量である事の証明が必要です。
論理的には中央の250[mm]付近に一定の質量がある水準器を載せた際に最も多く傾斜の沈み込みが発生します。
また、支点のブレなどによる追従性バラツキも有り得ます。
そこでその量が、校正分解能の0.0002[mm/m]以下である事の証明が必要です。
これはレーザー干渉計により測定可能です。
それぞれの測定に際しては温度変化による誤差排除と地盤の微細な揺れによる誤差排除が必要です。
更に、作業者の体温輻射による誤差排除など、高度な作業が要求されます。
そのため設備として基準温度である20℃に厳密に管理された測定室と建物とは別に当該測定室専用の基礎地盤が必要になります。
その環境にて高度な測定が可能な作業員により校正の測定を実施する事になります。
弊社ではCalibManの開発時にこの問題を解決する為、JCSS認定の公的機関である東京都立産業技術研究センターと共同研究により解決しました。
よって、現時点でCalibManの校正は唯一、この都産技研が校正可能な機関となります。
シビアな装置の為、搬出、再設置を含め弊社が窓口となり上記、都産技研様にて校正を実施します。
製品型式 | ACL-002 | ||
---|---|---|---|
傾斜設定 | |||
設定範囲 | ±10.000 mm/m | ||
最小設定 | 0.0002 mm/m | ||
設定精度 | ± 0.0006 mm/m:設定傾斜 ±0.1 mm/m、± 0.001 mm/m:設定傾斜 ±0.3 mm/m | ||
最大傾斜スピード | 1 mm/m/s | ||
最小傾斜スピード | 0.002 mm/m/s | ||
自動モード設定箇所 | 最大11カ所 (正負傾斜設置を各10カ所+オーバーラン設定1カ所) | ||
手動モード設定箇所 | 最大11カ所 (正負傾斜設置を各10カ所+オーバーラン設定1カ所) | ||
機能 | |||
データ・ポート | USB x 3 | ||
リニアライズ機能 | 弊社デジタル水準器 LevelManシリーズ標準対応 | ||
校正レポート作成 | 試験成績書.xlsx (EXCELファイル)、CSVファイルも同時生成 | ||
基本 | |||
電源 | AC100 V 50 W (MAX) | ||
外形寸法 | W830 x D280 x H360 mm | ||
質量 | 約25kg | ||
使用温度 | 20℃ ±10℃ (主要構成品の校正温度は at 20℃) | ||
保存温度 | 20℃ ±20℃ (結露不可) | ||
標準添付 | 専用ソフトウェア (推奨制御PC : Windows11 USB-A x 1) 主要構成品の各メーカーによる校正証明書、試験成績書(東京都立産業技術研究センター JCSS認定) |
Option | ||
---|---|---|
ハードウェア | 平形精密水準器 | 動作モニター用に推奨:JIS1種A級 (感度 Div=0.02 mm/m)、ゼロ調整、校正書付 |
専用制御PC | 10インチ タブレット端末 (Windows11 USB-A x 1) | |
カメラ | USB Webカメラ | |
表示灯 | パトライト | |
ケーブル | DL-S3出力ケーブル | |
ソフトウェア | データ・ポート | RS232C、 UART、 Bluetooth 等仕様開示によりカスタマイズ可能。 |
リニアライズ機能 | 弊社デジタル水準器 LevelManシリーズ標準対応。 他社デジタル水準器は、仕様開示によりカスタマイズ可能。 |
|
レポート作成機能 | EXCEL、Word、TSV、JSONなど、仕様のご要望によりカスタマイズ可能。 |
* 仕様は予告なく変更することがあります。
* 運用には安定した設置環境が必要です。定盤上などを推奨致します。
* 本装置は東京都立産業技術研究センターとの共同研究成果です。