デジタル水準器メーカー(株)AnyDesignの社長、梶木が「測定にまつわるアイデア」をお伝えするメルマガのバックナンバーです。
【メルマガ第13号】校正って何?
経年変化はどんな物にもあります。
そこでトレーサビリティの取れた基準測定器で
規定の性能になっているか「確認」します。
これが「校正」です。
お墨付きがもらえるだけ。と言えばその通りです。
メーカーだけではなく、第3社機関のJQA、
公的な各自治体の産技術研究センター、校正専門の業者などで実施しています。
(設備により校正可能機器は異なります)
校正作業は確認精度の1桁上の精度機器で、
本当に性能が規定内か?を調べます。
1マイクロ メートルを計測できる
弊社のデジタル精密水準器LevelMan(レベルマン) ADL-4は、
0.1マイクロメートル単位で校正 しなくてはなりません。
校正作業は、検査器を手作業で0.1マイクロ メートル単位に傾け、計測された値を確認します。
20ポイントもある測定地点をです!
とてもとても神経を使います。
そして時間もかかりますが、校正により「性能は規定内」と証明されます。
もし規定外になってしまうと、修理か廃棄になります。
デジタル精密水準器LevelMan ADL-4にはリニアライズ機能が内蔵されています。
弊社でLevelManの校正時には必ず再「リニアライズ」します。
経年変化分を再補正するのでずーっと高精度です。
弊社は全自動の校正装置も作っています。
都産技研との共同研究の成果製品です。
LevelMan以外の目視型、他社製デジタル型でも
自動で、誰でも、正確に校正できます。
次回はこの世界初「全自動の校正装置」の詳細をご案内致します。
MEX金沢でも現物をご覧いただけます。
MEX金沢に出展いたします
- 日時:2024年5月16日(木)~18日(土)
10時~17時(18日最終日は16時まで) - 場所:石川県産業展示館(3・4号館)
〒920-0361 石川県金沢市袋畠町南193 - AnyDesignブース:No.4-007
石川県産業展示館(4号館)
最後までお読みいただき有難うございました。
[…] (参考:【第13号】校正って何?) […]