【メルマガ第20号】N対Nの無線通信ってなに?

デジタル水準器メーカー(株)AnyDesignの社長、梶木が「測定にまつわるアイデア」をお伝えするメルマガのバックナンバーです。

【メルマガ第20号】N対Nの無線通信ってなに?

弊社のデジタル水準器はBluetoothで無線通信しています。

Bluetoothは子機と親機で1対1の通信が普通です。

弊社のBluetooth通信は1台の親機が複数の子機データを受信できます。
そして、複数の子機データは複数の親機で受信できます。
つまり、N個の子機がN個の親機と通信しています。

Bluetoothのプロトコル違反ではありません。
Bluetooth4.0から可能になった手法の応用です

弊社の技術屋さんは
“ちょっと”ひと工夫が大好きです。

その”ちょっと”で現場は
ほんとに楽になります。

お客様には
「同時に複数ヶ所の計測は凄い!」
「同時に全員で測定値の共有は便利!」

「一発で全体のどこが高いか低いか誰でも解かる。」
「これ(LevelMan)を使ったらもう前には戻れん。」

と必ず言われます。

作業時間が半分以下(1/10の実例も)になります!

現在、全自動レベル出し調整装置 「AdjustMan」の様々な試験を実施中です。
メルマガをご覧のみなさまに、試験の様子をチラッとお見せしちゃいます。

先日、3トンの定盤を4台のAdjustManを使って昇降させる試験を行いました。
(同時に4カ所のLevelManの測定値を複数人で共有しながらの作業。
N対Nの無線通信の便利さを実感!)

無事に定盤が持ち上がり、試験員からは思わず「おーっ!」という声が。

論理的に持ち上がることがわかっていたとしても、
実際に持ち上がる様子を目視で確認できるのは嬉しいものです。

まだまだ公的な実証試験は続きます。

このメルマガでも、開発や試験の状況をお伝えしていきますね。

2024年11月5~10日まで、東京ビッグサイトにて開催されます、JIMTOF2024(第32回日本国際工作機械見本市)に出展いたします。

全自動レベル調整システム「AdjustMan」の実稼働デモを予定しています。
どうぞご期待ください。

最後までお読みいただき有難うございました。