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水準器関連用語集

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精密水準器

工作機械の設置や定盤の水平出し(レベル出し) など、高度な水平の基準が要求される精密機器などの製造工程などで、水平を確認するために使用されます。

気泡の位置を目盛りで読取り、精密水準器の位置が水平、あるいは鉛直からの微少な傾斜を測定します。気泡管を使用した精密水準器は、構造が単純で機械的な可動部分が無いため、信頼性や安定性に優れています。

JIS規格によって、水準器の精度が厳密に定められています。

精密水準器の単位[mm/m]

精密水準器の単位[mm/m]は 1メートル先の傾き量です。

例えば0.001[mm/m]を〇度〇分〇秒で表すと、0.000057[度]、或いは0[度]0[分]0.21[秒]
と解り難くなります。

 

セルフゼロ(Self Zero)

弊社の無線・デジタル精密水準器LevelManに付属の無線アプリにある「ゼロ補正機能」です。

水準器のゼロ調整は、正方向と逆方向(180度反転)で同じ値になれば水準器自身のゼロズレは無い。という原則を基に調整します。

ゼロ付近の調整には、下記のような困難を伴います。

  • 調整がクリティカルで時間が掛かる
  • 180度反転を繰り返すたびに微妙に値が違う

付属・無線アプリの「セルフゼロ」=「ゼロ補正機能」を使うことで、正方向と逆方向(180度反転)の値を覚えてゼロのズレを計算し、その分を自動補正することができます。

結果、短時間でゼロ調整が完了します。

 

<よくあるお問い合わせ>

デジタル精密水準器

精密な水平を確認するための装置で、通常の精密水準器とは異なり、デジタル表示を備えています。通常の精密水準器は、気泡の位置を読み取って水平を確認するために使用されますが、デジタル精密水準器は、この情報をデジタル表示で提供します。これにより、ユーザーはより正確に水平を確認でき、読み取りやすくなります。

気泡管ほどの精密な性能を要求されない用途ではデジタル化に適した半導体の重力センサー(加速度センサー)を使用したデジタル精密水準器も広く使われております。
これらのデジタル精密水準器は、建設現場、製造工程、および他の精密な水平測定が必要なアプリケーションで広く使用されています。

 

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