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LevelMan ADL-T5シリーズの技術
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無線・デジタル精密水準器 LevelMan ADL-T5シリーズの技術

LevelMan ADL-T5シリーズの技術

高信頼・高精度の気泡管方式

LevelManは、JIS精密水準器と同様の気泡管を内蔵し、気泡の「位置」を人間の眼の代わりに密着型画像センサーで読み取り、デジタル化します。

すなわち、気泡管がセンシングデバイスになります。

このため、従来と同じアナログ水準器の使い方でデジタルデータが得られます。

さらに、独自のリニアライズ機能によって、JIS A級以上の高精度に校正され、出荷されます。(特許取得済)

無線・デジタル精密水準器 LevelMan ADL-4:密着画像センサーと気泡管

密着画像センサーと気泡管

気泡中心位置センシング

温度変化と気泡の大きさ変化の解決

LevelManは内蔵した気泡管の気泡エッジの位置を密着型画像センサーで読み取り、気泡中心位置を演算します。

無線・デジタル精密水準器 LevelMan ADL-4:技術
無線・デジタル精密水準器 LevelMan ADL-4:技術、気泡中心位置センシング機能

気泡中心位置はいつも真上

温度変化で気泡の大きさは変わります。しかし気泡の中心位置は、いつも真上で変化しません。

密着型画像センサーに温度変化はありません。

アナログ水準器を目視で読み取る高精度計測では気泡両端の位置を目盛で読むため、気泡の大きさを基準目盛と同じに調整する気泡室があり、調整する必要があります。

無線・デジタル精密水準器 LevelMan ADL-4:技術

リニアライズ機能

気泡管や本体機構のバラツキは全数キャリブレーション作業により吸収、リニアライズされ高精度化されます。

無線・デジタル精密水準器 LevelMan ADL-4:リニアライズ機能

堅牢、高安定

可動部品なしのメカニカル機構

可動部品はありません。堅牢です。
ゼロ調整部(Zero Adj)も、その構成部品は一方向に、常時、安定的に押さえられています。(特許出願中)

無線と有線のデータ出力

無線はUSB-AのBluetooth4.0送信ドングルから、有線はUSB-Cから常時データ出力しています。
Windows11(10)では仮想COMポートとしてシリアル通信が可能です。USBからの電源供給も可能です。

無線はUSB-Aに差し込むBluetooth用ドングルにより海外での使用にも対応可能です。
ただし、海外での無線機能を使用される場合は、必ず当該国の電波法に適合したBluetoothドングル(日本の技適適合ドングルに相当)をお使い下さい。

同時多点計測

Bluetooth4.0で同時接続数に制限はありません。
複数のLevelManによる同時計測が可能です。

  • 大型マシンの多点レベル調整
  • 多数合否判定
  • ねじれ判定
  • 同時多点測定・多点データロギング

など、デジタルならではの、IoT用途として品質管理、トレーサビリティにご利用頂いております。

無償の付属・無線アプリケーション (Windows11(10))により、リモートで測定ができます。
本アプリでは、本体2台、すなわち2カ所までの同時測定と、各10個のデータロギングが可能です。

LevelMan ADL-4 標準・無線アプリケーション

同時多点受信

同時に多数のタブレットなどで同一データを受信、表示できます。
このため、多人数での同時作業、作業者と監督者での同時データ共有を可能にし、作業工数の低減に大きな貢献の実績があります。

LevelMan ADL-4 標準・無線アプリケーション

その他

ログデータ取得

フリーのターミナルソフト(テラタームなど)でデータ取得ができます。
CSV、JSONなど、貴社の仕様に合わせたログファイルの生成もカスタマイズ可能です。
出力データの公開も可能です。
ログ出力は0.5秒間隔です。

温度表示データ

本体の内部温度データです。(数時間の温度慣らしで使用環境の温度と同等になります。)
分解能は0.1℃で、20.0℃は200と10倍し小数値は整数化されています。

バッテリー電圧低下データ

電池電圧(単4を2本直列)が2.1V以下になると、バッテリー電圧低下データが生成されます。

出力データフォーマット

テクニカルマニュアルをご請求ください。
*利用者登録と秘密保持へ同意頂くことが必要になります。

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