デジタル水準器メーカー(株)AnyDesignの社長、梶木が「測定にまつわるアイデア」をお伝えするメルマガのバックナンバーです。
【第29号】自動レベル調整ってどうやってるの?
JIMTOF2024の実働デモでは来場者が載ったダミー装置でAdjustMan(アジャストマン)の自動レベル調整を体験して頂きました。
LevelMan(レベルマン)のデータを基に4カ所のアジャスターを調整し、
ねじれも含み自動レベル調整するものです。
一番多く頂いたご質問が・・・
「どうやっている???」
「最新のAIを使って・・・」とお答えすると簡単に納得頂けるかもしれませんが、
実は、もっと単純です。
これまで人がやっていたレベル調整の手順をそのまま自動化しています。
車の自動運転の様にさまざまなシーンはありません。
対象の装置、機種ごとに作業手順は、ほぼ標準手法が確立されています。
車を後進で車庫入れするのと同様、レベル出し・レベル調整には、動きとその補正に慣れが必要なので
熟練作業者が必要です。
この熟練者の作業手順を基本にプラスαして自動化したのが
「全自動レベル調整システム」AdjustManになります。
対象装置のアジャスター下の受け金具(饅頭)の代わりに
AdjustManのアジャスターを入れます。
レベル出しの頻度が高く、アンカー固定しない
装置の生産ラインなどは最適です。
最先端のAIではなくてすみません。
(耳かきほどのプラスαは内緒です)
↓ AdjustManの紹介動画はこちら ↓
全自動レベル調整システムを支える技術
↓ 「4点同時測定アプリ」の紹介動画はこちら ↓
「全自動」つながりで・・・
↓ 弊社には、水準器を全自動で校正する装置もございます ↓
出展製品を改めてご紹介いたします。
実演デモ・実機貸し出しなどお気軽にご相談ください!
最後までお読みいただき有難うございました。
次回は2週間後「たま~にやるレベル調整ももっと簡単にならない?」をお届けする予定です。